ベイトフィネスリールの特徴、メリット・デメリット、人気おすすめ【ランキング】

ベイトフィネスについて

ベイトフィネスは、5g未満のライトリグ、軽量プラグをベイトタックルで扱う釣りを指します。狙いは、スピニングタックル（細いライン）では攻めることのできなかった障害物周りを、軽量なルアーを使い攻めることです。

ベイトフィネスが生まれた背景

軽量なルアーはシルエットが小さく波動も弱いため、大きいルアーでは釣ることが難しい状況下でバスを釣ることができます。スピニングの細いラインで障害物周りを狙うと、バスがバイトしてもラインが切れバスを釣ることが難しくなります。一方、太いラインを巻いたベイトリールでは、小さいルアーが投げにくく、ルアーをポイントに送り込むことが課題でした。

ベイトフィネスはベイトリールの課題を解決

ベイトフィネスリールは、スプール回転抵抗を低減、軽量化することでベイトリールでも小型のルアーを投げられる様に改良されています。ベイトフィネスの商品化により、ベイトリールのデメリットがなくなり、元々のメリットをそのまま活かすことができるベイトリールが誕生しました。

メリット・デメリット

メリット

太いラインが巻ける

太いラインを使い軽量ルアーを投げられるため、障害物周りのバスを繊細なアプローチで狙うことができます。

手返し良く攻められる

ベイトフィネス発売前は、小型のルアーはスピニングで狙うのが主流でした。スピニングは、キャスト、回収までの動作がベイトに比べ多くなります。ベイトフィネスはベイトリールの最大のメリットを小型ルアーの領域まで広げることができました。手返しが良くなり、多くのポイントをテンポよく釣ることができるため釣りの効率が上がりました。

キャスト精度が高い

障害物周りの釣りには、キャスト精度が必要です。従来、スピニングを使っていたため、なかなか精度が上がらなかったピンポイントのキャストもベイトフィネスリールを使うことで比較的容易になりました。

デメリット

ディープの釣りに不向き

ベイトフィネスはディープの釣りには不向きです。水深が深くなるほど繊細な操作感が失われます。ディープを小型のルアーで狙う場合は、4lb程度のスピニングタックルがおすすめです。

極端なライトリグは向かない

1g以下のシンカー使用するネコリグ等の極端なライトリグは投げにくくなります。

太いラインで遠投できない

ベイトフィネスの狙いは、太いラインで小型ルアーを投げるためのリールです。スプールの回転性能を上げるためスプールの溝を浅くし無駄なラインを極限まで抑える仕様です。8lb以上のラインを使用し遠投しようとするとラインキャパシティーが少なく遠投できません。

ベイトフィネスが得意な釣り

ストラクチャー周りを小型ルアーで手返し良く狙う場合

ストラクチャーは、バスが付いてる可能性が高い場所です。しかし、複雑になればなる程、細いラインでは狙いにくくなります。また、大型ルアーでは、なかなか食わない場合も多く、こんな場合にベイトフィネスは力を発揮します。大規模な場所での釣りでは飛距離が有効になる場合もありますが、野池等の狭い範囲にストラクチャーが点在するようなポイントでは、ベイトフィネスがおすすめです。自分の通うポイントの特徴を理解しメリットが活かせるかを使い分けの基準んにすることが重要です。

飛距離が不要で足元を狙うことが多い陸っぱりの釣り

ランガンしながら足もとの細かいストラクチャーを狙うような釣りには飛距離を出す必要もないため、ベイトフィネスがおすすめです。

まとめ

いかがでしたか。今回は、ベイトフィネスリールをご紹介させて頂きました。ベイトフィネスの誕生で、バス釣りの可能性が広がりました。ストラクチャー周りを小型のルアーで狙い、ラインブレイクが多かった方等には、特におすすめのリールです。是非、試してみてください。