【バス釣り】【春爆（Xデー）】条件（天候・水温・潮）等【まとめ】

プリスポーンは2月末から4月初めにかけての時期で、バスが産卵前の捕食行動に入る状態を指します。冬が終わり春に近づくと、バスは体力をつけるために捕食を始め、産卵の準備をします。この時期、メスは卵を抱えており、オスも捕食を繰り返して太っています。

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【春】に【バス】を釣る方法

条件

春爆が起きやすい日

春の釣行で一般的な落とし穴は、暖かく穏やかな日が続いた後の雨の日と大潮の組み合わせです。実際には雨は複雑な要素であり、暖かい日が続いた後の雨が必ずしも成功を保証するわけではありません。特に朝からの雨は、暖かい雨でない限り水温を急激に下げてしまい、シャローにいた見えるバスを消してしまう可能性が高く、バスのテンションを下げることがあります。暖かい日と雨の組み合わせは一見良いタイミングに思えますが、現実には雨の影響が複雑に絡み合っています。具体的には、暖かい日が続いた後で雨の前にやってくる曇りの日で、南風が穏やかに吹いている日です。特に「若潮から中潮」の1日目が成功する確率が高いとの経験から、晴天でも穏やかな風が吹いている状態が望ましいとされます。これは表層水温が急上昇しやすく、バスの視覚的な警戒心が解ける要素が揃うためです。早春の釣りでは、日向の日陰が基本ですが、より効果的なのは人から水中が見えにくい日向のシャローです。

大潮前後はおすすめ

早春の釣りで難しい状況の一つは、4月並みの暖かさで晴天無風の大潮前後です。この状態は理想的に思えますが、実際には非常に難しいとされ、プロアングラーや経験者でも苦戦することが多いです。この時期の大潮前後では、大型のバスがシャローを回遊し、特に大型のバスが2匹一緒に行動することが多いです。このような2匹のバスはペアではなく、まだ正式な相手を見つけていない段階で、相手にアプローチしている段階です。この様な場合では、釣り方をアジャストして釣果を上げる必要があります。これらのバスはビッグベイト系の攻撃的なルアーに警戒心を示すことが多いため、洗練された釣り方が必要です。逆に、若潮から中潮の1日目は、状況が安定しており、バスがよりアグレッシブに捕食行動をするため、釣りやすいとされています。

水温

8℃が目安

春の釣行において重要なのは、雨の前日の水温と平均的なキー水温がどれくらいかを正確に把握することですが、事前に前日の水温を正確に知るのは難しいことがあります。しかし、一般的なキー水温である8℃以上か以下かを把握することで、状況の判断がしやすくなります。経験的に、8度から1度下がる雨は通常ネガティブな状況になり、逆に8℃から2℃以上上昇する雨や水の流入は、春の釣りにおいて良い兆候とされます。ただし、3月中旬までの雨は通常ネガティブな要素が多く、ポジティブな要素に変わるのは4月初めからの水温を急上昇させる暖かい雨が降った場合が多いです。

12℃がポイント

大潮イベントが終わった後の小潮から長潮の時期は、大潮の影響で逆に釣れない場合があります。この時期の大潮は、適切な釣り方を選択する必要があります。4月に入り水温が12℃を超えスポーンの時期に近づくと、バスは攻撃的になります。この時期にはストロングな攻め方が効果的です。

風

さざ波があると、影がない場所でも外敵から見えにくく、暖かさを保てる場所となります。また、早春に暖まりやすい場所は逆に「水通しが悪い場所」でもあり、さざ波が暖かさと溶存酸素の両方を提供してくれるため、小さなベイトフィッシュを集める要因ともなります。

場所

バスは産卵場所である浅場に向かうため、冬のポイントから中継地点であるセカンダリーポイントに移動します。セカンダリーポイントでは、エサが豊富であること、産卵場所に近くて水深がわずかに深いこと、硬い水底であること、障害物が存在することなどが重要です。

まとめ

いかがでしたか。今回は、春爆（Xデー）の条件等についてまとめてみました。