【河川】の【シーバス】を釣る方法、時期、時間、場所、人気おすすめ【ランキング】

シーバスは餌を求め淡水域まで遡上します。従って、河川でもシーバスを釣る事ができます。河川はシーバスをはじめとする様々な生き物が棲息しやすい環境が整っています。一般的には、河川のシーバスの遡上は1つ目の堰までです。堰が無い場合は、河口から100キロ以上の上流でシーバスを狙えるフィールドもあります。代表的な河川としては秋田県の雄物川等です。


タックル

場所 装備
大規模河川 ・ロッド:9ft以上
・リール:シマノ3000~4000番、ダイワ2500~3000番
・ライン:PE0.8~1.5号
・リーダー:4~8号(16~32lb)
中規模河川 ・ロッド:8ft前後
・リール:シマノ3000~4000番、ダイワ2500~3000番
・ライン:PE0.8~1.5号
・リーダー:4~8号(16~32lb)


ルアー

ルアーは概ねトップウォータープラグ: 7~12cm、フローティングミノー: 7~12cm、シンキングミノー: 7~12cm、シンキングペンシル: 7~12cm、バイブレーションプラグ: 14~28gを河川の規模、ベイトサイズによって使い分けます。


時期

河川でシーバスを釣るのに適したシーズンは、春から秋です。2月下旬から3月の冬場、シーバスは産卵のため沖へ移動します。このシーバスが春に河口周辺に集まり夏頃になると遡上しはじめます。産卵で落ちた体力シーバスは、出来る限り簡単にエサを食べれて体力が回復できるアミ(超小型のエビ)、バチ(ゴカイ類)を捕食しはじめます。その後、稚鮎等を捕食しながら、河川を遡上し、秋には産卵に備えて河口周辺に集まりイワシ、落ち鮎、コノシロ、サヨリ・ボラ等様々なベイトを荒食いします。冬は九州や四国など一部の河川を除いてはシーバスが居なくなる場合が多いためシーバスが釣り難くなります。従って、河川でのシーバス釣りは春から秋がベストシーズンになります。


春は鮎の稚魚が河口周辺に溜まります。越冬したシーバスは、先ず、春先にこの稚鮎を求めて河口周辺に集まります。


海水温が上昇するこの時期は、水温が冷たい川を遡上するシーバスが増える時期です。


河口周辺にシーバスのベイトとなる落ち鮎、コノシロ等の大型ベイトが集まるため、それを捕食するシーバスが集まります。この時期は、シーバスの産卵前にあたるため、産卵に絡む大型の個体が釣れる時期です。


河川の水温が最も低くなるため、シーバスの数も減少しますが、釣る事は可能です。


時間

河川のシーバスは、昼夜を問わず釣る事ができます。


どんな季節であっても朝、特に朝マズメはベイトの活性も高く時合になりやすい時間です。


昼間でもシーバスを釣る事ができます。特に雨、濁り等フィールドの条件が揃った時は地合いになります。


夕方・夜

朝マズメに比べ短い時合の場合が多いですが夕方も釣れます。夜は、シーバスの警戒心が薄れシャロー(浅場)まで餌を追いかけて捕食するため、陸っぱりから狙う場合は、おすすめの時間帯です。


場所(ポイント)


河口周辺

河口周辺は、ベイトの種類、数も多く最も有望なポイントです。流れの変化、水深の変化がある場所は、シーバス餌を捕食する条件が整った場所です。


浅場

浅場は、シーバスにとって天敵である鳥に見つかりやすいため、暗くなってから期待できるポイントです。夜間は、足元の水深が浅い場所でも釣る事ができます。


駆け上がり

河川の流芯の両サイドは駆け上がりになっています。シーバスはこの駆け上がり沿いを回遊ルートにしていることが多いため、この駆け上がり周辺を重点的に狙う事で効率良く釣る事ができます。


橋脚周り

河川には必ず橋があります。この橋脚は、河川の流れを止めシーバスが付きやすい条件が整っています。橋脚の陰に隠れ、流れてくるベイトを待ち受けています。


消波ブロック(テトラポッド)

河川にある消波ブロックは、河岸の侵食を防ぐ目的で川の湾曲部の外側に設置されている場合が多く、比較的水深があります。シーバスが付く一級ポイントです。


沈み根

河川では、なかなか見つける事が難しいストラクチャーですが、根の周りには多くのベイトも付きます。このベイトを狙いシーバスが付きます。


瀬は河川の中で部分的に浅くなった場所です。水深が浅いため水面にさざなみが立ちます。水深が浅く日当たりの良い瀬には苔や川虫がつきやすく、そこにアユなどの小魚が寄り、その周辺にある淵やトロ場にシーバスが付きます。水深がある瀬にはシーバスも付きます。


淵(ふち)

淵は水深があり流れが緩やか、あるいは淀んでいるところで、水の流れによって深く底が掘られている場所です。河川の所々で、川底が傾斜や段差などの凹凸状になっていて、水の流れが急に落ち込む場所があり、そういった場所では、水流によって底が深く掘られ、淵になります。瀬尻・堰堤下・川がカーブしている外側などに淵ができやすい傾向があります。淵はプランクトンや藻が溜まりやすくシーバスのベイトとなる小魚が集まる場所なので、シーバスがついている可能性が高く期待できるポイントです。


トロ場

トロ場は流れがゆるやかになる場所で、泳力の弱いベイトが溜まりやすい場所です。このベイトを求めシーバスが入ってきます。


ワンド

土砂や人工のストラクチャーに囲まれ、池のようになっている場所です。流れが緩やかなので、シーバスのエサとなるベイトが付きやすい場所です。水温の変化が緩やかなため、冬におすすめのポイントです。


カーブ

川が曲がっている場所は、魚がつく要素となる地形の変化や流れのヨレが起こりやすポイントです。カーブの外側は水の流速が早いため水深があり、内側はその逆に水深が浅くシャローになります。シーバスは昼間は外側の深いところに待機し、夜間に内側のシャローになっているところでベイトを追い込み捕食します。


堰(せき)

堰は治水や利水などの目的で水をせき止める構造物がある場所です。河川のシーバス釣りでは一級ポイントになります。シーバスはベイトを求めて川を遡りますが、堰のある場所でシーバスが遡上できなくなります。堰の下には、遡上できないベイトとシーバスが溜まっています。


中州

河川の真ん中あたりに土砂が積もって島状になっているところを中州と呼びます。河川の中流から河口域にかけてできやすく、中州のシャローエリア、周辺のカケアガリにシーバスが付きます。


川の合流点

本流と支流が合流する所では、流れがぶつかってヨレや淀みができやすく、そこにプランクトンや小魚が溜まるため、シーバスが付きやすいポイントとなります。


アシ際

水中から伸びるアシの際は魚にとって身を隠す絶好ポイントとなります。ベイトもシーバスも多いポイントです。


排水口周辺

水が流れ込んでいるポイントはベイトも集まりやすくシーバスも付きます。特に温排水である場合は、冬の一級ポイントになります。






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まとめ

いかがでしたか。今回は、河川のシーバス釣りについてご紹介させて頂きました。是非、挑戦してみてください。