【ヒラメ】を春(4月・5月・6月)に釣る方法、場所、時間、人気おすすめ【ランキング】

春はヒラメを釣るベストシーズンです。産卵を控えた大型も釣れるます。今回は、春にヒラメを釣るコツをご紹介たします。春はベイトの活性もあがりはじめ、ヒラメもたくさん釣れるというイメージですが意外と神経質な季節です。ポイントを押さえ釣果をあげてください。



春(4月・5月・6月)のヒラメ

真冬の低水温期から徐々に海水温が上昇する時期です。春はヒラメの産卵の時期です。ヒラメは3月~7月の間に産卵します。産卵場所は水深30m前後に集まりやすいと言われていて、産卵前に餌を求めて岸近くまで接岸してく個体も多く1年の中で最もヒラメが釣りやすい時期dです。また産卵に絡む個体は型も大きく釣行におすすめです。気温が上昇するとヒラメの活性が上がってるんじゃないかと錯覚しますが水温は気温に遅れて上昇するため、表層近くよりボトム中心に狙う様にしてください。



4月

この時期は、低水温になるとヒラメの活性も下がります。気温が暖かくても、水温は気温に遅れて上昇するため、まだまだ水温が冷たいという場合もあります。一方、水温上昇が上昇すると赤潮や濁り潮になりやすく活性が落ちることがあります。



5月

5月以降は水温の上昇が安定し本格的に釣れる季節です。4月頃までは早い動きに反応しなかったヒラメも、徐々に早い動きに反応しはじめ。水温で言うと15℃~16℃程度です。このくらいの水温が数日続くとヒラメの活性も高くなります。



6月

ヒラメの最適温度といわれる20℃~25℃近くなるとさらに活性が上がります。水温上昇に伴い、マゴチの釣果も増えてきます。



水温は釣果のカギ

この時期釣行を計画している場合、水温が何度なのか、何日間その水温なのか、を確認しておくと釣果に繋がりやすくなります。具体的には、15℃が何日続いてるか、前日まで何度だったか等の情報を入手しておく必要があります。実際に釣れる日は、数日間温度が高い(15℃程度)状態であるかがポイントになります。



水温の確認

例えば神奈川県であれば、【神奈川県 海水温】等と検索すると調べることができます。



水質には注意が必要

春は急激に水温上昇するとプランクトンが急激に増えることで濁る場合がある。この濁りが発生するとヒラメの活性が著しくさがる場合があります。水温とともに注意が必要です。水深が浅いエリアは濁りが発生しやすくなります。5月以降は水温も上昇し、徐々に水質も改善します。



ベイト

ヒラメを釣るためにはベイトの存在が需要になります。春のヒラメが捕食しているベイトをご紹介させて頂きます。河口付近にはこれらのベイトが多く集まります。



ハクやイナッコ(ボラの稚魚)

ボラは10月~1月頃に沖で産卵し、孵化した稚魚(ハク)は数センチ程度まで成長し河口付近に集まります。また、春はバチと呼ばれるゴカイなどが産卵する時期でこのゴカイ等をボラの幼魚であるイナッコ(10cm~20cm前後)が河口に集まる。これを狙ってヒラメも集まります。



稚アユ

稚アユはアユの稚魚です。アユは10月~12月頃に川の上流、中流で産卵し、卵は川の流れに流され河口、海まで流されます。河口付近、海で成長するした稚アユは一旦河口に集まります。その後、サイズが近い大きさの稚アユと群れになり遡上を開始します。この稚アユを食いにヒラメが集まります。



イワシ

春の後半頃からイワシが接岸してきます。水温により接岸は不安定ですが、群れが居るときはヒラメが近くにいる可能性が高くなります。



サッパ

イワシとほぼ同時期に群れで接岸します。



場所・ポイント

水温がまだ低い時期にベイトが集まりやすい場所は河口、ワンドです。


  • 河口
  • ワンド



河口

規模の大小に関係なく河口はベイトがあつまる1級ポイントです。ヒラメが良く釣れるサーフに隣接する河口は必ずチェックする様にしてください。梅雨頃からアユの遡上がはじめり、ハクやイナッコ(ボラの稚魚)、イワシ、サッパ等も河口に集まります。



ワンド

潮の流れが遅く、水温上昇も早いワンドにはベイトが集まりやすい傾向があります。河口に隣接するワンド等はおすすめです。時に大量のハクやイナッコ(ボラの稚魚)、稚あゆの群れが集まる時があります。この時は、ヒラメを含む大型のフィッシュイーターも集まります。



春におすすめのルアー

春は気温が上昇するため、水温も上昇していると錯覚しやすい季節です。実際に、ヒラメの敵水温は20℃~25℃程度でまだまだ水温的には程遠い時期です。従って、ボトム中心を狙う釣りが重要です。飛距離が出て細かいアクションも可能なメタルジグがおすすめです。夏以降の高水温期ではボトムから1m程度まで食うことがありますが、この時期はボトムギリギリでしか食わない場合もあります。レンジを意識して釣ることを心がけてください。



アクション

ボトム付近のレンジを通しても食わない場合は、上下の動きを増やしたり、時にスローなアクションができるルアーでゆっくり引いてみたり、幾つかのパターンで攻める様にしてください。





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まとめ

いかがでしたか。今回は春のヒラメ釣りについてご紹介させて頂きました。春は、秋に比べ少し神経質な状況ですが、大型ヒラメが釣れるベストシーズンです。以下に気を付けて釣行すると良い釣果を得られるかもしれません。


  • 水温の把握(水温は15℃に近いか・釣行する日は15℃が連続した日か)
  • 河口・ワンドに的を絞る
  • ボトムから50cm程度を引いているか
  • 釣れない時はほかのアクションを試しているか