【2023年6月10日】冨浦釣行記

台風が過ぎ、珍しく風が止んだため、冨浦に釣行しました。釣果は潮が上げの終盤になったところに集中しました。水深30m以下の根回りには魚影が薄く、潮が上げ止まりになる最後の30分に釣果が集中しました。終盤ナブラが発生し、久しぶりにエキサイティングな釣りを楽しむ事ができました。


小潮


釣果

ブリ×2
ワラサ×1
カサゴ×4
アカハタ×2


ルアー

メタルジグ


寄生虫

帰る際に、釣ったブリがクーラーに入らなかったため、しっぽの辺りをナイフで切ったところ、赤い寄生虫が居ました。ネットで調べるとこの寄生虫の名前は、ブリ糸状虫という寄生虫でした。地元の漁師さんに聞いたところ、この数年、ブリ、ワラサの中にブリ糸状虫が多いとの事でした。


ブリの寄生虫には、主にブリ糸状虫とアニサキスの2種類

ブリ糸状虫は大型の寄生虫で、細さは2~3ミリほど、小さいものは5センチ、大きなものは50センチにまで成長します。筋肉や体腔にとぐろを巻いたように寄生します。大きいので捌いた時に目視で発見できることがほとんどです。魚の筋肉部分に寄生し、体液を吸って生きているため、橙赤色をしています。ブリ糸状虫は食中毒になったり、人の体内に寄生したり、卵を産み付けたりしない無害なもので、寄生していた魚も食べても衛生上の問題はありません。

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